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土讃サッカー戦記

土讃とは土佐(土)と讃岐(讃)の二地域を表す言葉。 高知県民ながら2003年~2010年まで香川県在住経験のある Yasu なる者が、サッカー観戦(主にカマタマーレ讃岐と高知ユナイテッド)や創作活動などについて綴る趣味系ブログです。 (このブログは予告なく書き直されることがあります。ご了承ください ^^; )

   
カテゴリー「2017年のサッカー関連 & 観戦記事」の記事一覧

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サッカー本大賞2017 祝・能町みね子さん&宇都宮徹壱さん大賞受賞

3月31日、2016年に出版された様々なサッカーの本の中から、どういうわけかカマタマーレ讃岐を題材にすることになった能町みね子さんの「能サポ」(「能町みね子のときめきサッカーうどんサポーター」が正式名称)と、宇都宮徹壱さんの「サッカーおくのほそ道」が大賞を受賞されました。
自分はともに持っているのですが、それらの本がこうして評価されるのは読者として嬉しいことです。

自分は能町みね子さんのことはこの本で知ったんですが、能サポを読むと、サッカーファンでない人成り行きで讃岐を追いかける様が描かれていますが。熱狂的なサッカーファンでないからこその視点が素直におもしろい
ある意味、誰しもが通る道、とくに入口のところがよく表現されているのではとも思ったりしますが、どうでしょうか?
また、時期が讃岐のJFL時代なので、資料的な価値もあります。

正直言えば、カマタマーレ讃岐を知った時は自分も「どこまでうどん推しなんや!」とびっくりしたものでした。名前からキワモノ扱いをされたりしましたが。
だけど変に気になって観戦に行くようになって、入れ替え戦でついに心を奪われるに至り……。

ともあれ、成り行きながら香川県に流れ着いたおかげで今こうしてサッカーを楽しめているなんて。
香川に流してくれた神様や仏様に圧倒的感謝でございます。

もうひとつ、宇都宮徹壱さんのサッカー奥のほそ道は、全国の下部カテゴリーのクラブを丹念に取材した、帯にもありますが文字取りの渾身のルポです。
その中に地元の高知ユナイテッドのことも書かれています。

宇都宮徹壱さんは様々なサッカーライターの中で一番親しみと尊敬を覚えている人なのですが。とても勉強になることを書かれているのはもちろん、高知にいる自分でも身近に感じられる記事を書くからというのが大きいです。FC今治の記事もスポナビでよく書かれていますしね。

この受賞を祝福するとともに、おふたりのさらなる活躍を祈るものであります。
そして…下のツイートの写真に写る謎の人物……。サッカー界に革命を起こすと息巻くサッカー界のトリックスター、ロック総統(知らない人は要検索)の主催する錦糸町フットボール義勇軍は優秀作品賞を受賞していました。

ロック総統は讃岐と長野の入れ替え戦の動画で知ったんですが、シャアのコスプレをしていて「長野にこんなサポーターがいるのか!」とびっくりしたものでした。
しかもエゴサをよくし、ツイッターでその名を出せば何かしら絡まれたり、いろいろ教えてくれたりもします。自分も持っているのですが、自費出版なんですよね、この本。メジャーに対してのインディーズ出版とでも言おうか。
しかしながらインディーズ出版ならではのきわどいことも書かれており。
昔の反体制の地下出版を標榜するだけのヤバさも持ち合わせています。

それならブログでもいいじゃん? と思われるかもしれませんが。紙の本として出版するということは、現実世界において実在させることでもあると自分は考えています。その実在の重みはウェブの比ではなく。
それに紙の本の方がスマホやパソコンの画面より目に優しいですし(これ重要)

ロック総統はサッカーおくのほそ道にも出ており。これが錦糸町フットボール義勇軍の序章にもなっていますので、併せて読まれることをお勧めします。

…しかし、きっかけが讃岐と長野の入れ替え戦なので。もし入れ替え戦を戦うことがなかったら、よくわかんない人だなあと遠巻きに見るだけだったかもしれないですねえ…。
これらの本を読みながら自分の人生もついつい重ね合わせて。
何がどうつながってゆくのか、人生って、わからないなあ。と、ふとふと考えもするのでした。

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維新へゆく J2リーグ第5節 レノファ山口vs.カマタマーレ讃岐 (※加筆しました)

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P1020810 posted by (C)akagiyasuhiko

まことに、悔しい試合であった。
筆者は、パソコンの前に座り。昨日(さくじつ)の試合を改めて振り返る。

試合が終わってから高知まで長いドライブである。悔しい悔しい言うあまり注意散漫になってはいけないので、平静を装い。
およそ6時間半にわたる帰路のドライブを走り終えてから自宅にて、
「悔しい」
と、改めて悔しさを噛みしめたのであった。

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IMG_0701 posted by (C)akagiyasuhiko

とまれ、考えてみれば不思議な縁である。
高知県に生まれ育ちながら縁あって香川県にゆき。高知に帰ってからも、そのまたの縁で讃岐の応援のために山口県を初めて訪れた。

試合会場の名は、維新百年記念公園陸上競技場という。

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P1020809 posted by (C)akagiyasuhiko

「山口は維新の名をひとり占めする気か」
とは言わない。

この時期は坂本龍馬が土佐を脱藩し、長州にいたる。ふるさと高知においては、脱藩の記念行事も開催されていた。
そんな時期に高知からはるばる山口の、維新の名を冠するスタジアムに来た。

そして、ふるさとにおいて盟友とされる松陰先生の言葉を聞かされたうえで、負けの悔しさを味合わされるとは、どうであろう。

しかし、讃岐の選手たちやサポーターさんたちと同じ時間を共有できたことは、何よりもうれしかった。
山口は熱く、いい雰囲気でもあった。
それらのことをかんがみて、諸般の事情でアウェー観戦は難しいのだが、機会があればまたアウェー観戦をしたいと強く思うのであった。

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P1020816 posted by (C)akagiyasuhiko

……失礼しました。ちょっと(?)茶目っ気を出して司馬遼太郎先生っぽい文章で書いてみました。
え? 足元にも及んでいない? そ、そーですよねー ^^;

ともあれ、結果から見れば、ほんとうに残念な試合でした。
なんかわちゃわちゃやってて、気が付けばボールが飛んできて。吸い込まれるようにゴールに……。
思わず目を疑い、時が止まったように感じてしまったものでした。

ヨンジ選手もタンカで運び出されて、どうなるかと心配したものでしたが。大丈夫なようでほっとひと息。

天候も、陽は出てたものの風もあって肌寒く、小雨もぱらついたのですが。その程度でとどまり持ちこたえてくれたのも、ほっとひと息ものでした。

アウェー観戦は去年の愛媛に続いてようやく二度目 ^^;
当然なんですが、ピカスタや高知の春野と違う雰囲気や熱さがとても新鮮に感じられて。
これだから観戦はやめられないと思ったのでした。

維新はメインの道路に挟まれ、街中のスタジアムという格好で、正門前の道ひとつ挟んでスタジアムと向き合っているトヨペットなどの各店舗にはレノファ山口を応援している旨が表現されています。

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P1020806 posted by (C)akagiyasuhiko

それを見て、山口市はJリーグのある街だということがうかがえます。
帰りは駐車場が混んでて車動かなかったんですが、それを逆手にとってしばしスタジアム周辺を散策しました。春めいてきたのもあって、居心地の良さも感じて。
そのおかげで、高知まで長いドライブをすることなど気にならなかったです。

レノファ山口は讃岐と同様に、地域リーグからこつこつ上がったクラブ。この日はおよそ4200人の観客が来ていましたが。ここまで来るために、どのくらいの苦節を重ねたのでしょうか。
久々の勝利に歓喜を爆発させた山口サポさんたちの勝利のチャントは、とても印象的で。
敵ながら天晴と思わずにはいられませんでした。

……

讃岐はシーズンがはじまって5節にしていまだ未勝利、昇格初年度までいかずとも、スタートダッシュ失敗の事態になってしまいました。
厳しい!

さて次節のある4月2日は。
地元高知の天皇杯決勝、高知ユナイテッド対高知大学の試合を観戦予定でピカスタには行けませんが…、そういう時に限って金毘羅船船がうたわれることになったりして(笑)。
っていうか、ぜひそうなってほしいと強く願わずにはいられません。

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そこに補充されたビタミンCの壁があった… J2第4節 モンテディオ山形vs.カマタマーレ讃岐

現地まで行かれた皆さま、お疲れさまでした。m(_ _)m




19日は地元高知の天皇杯の試合を観戦しようと思っていましたが。仕事が入って働いてました。
↓仕事の途中、勝利を祈念しお布施もしました。19日の試合は高知ユナイテッド対リャーマス高知、高知大学対KUFC南国の二試合が行われ。4月2日の天皇杯高知県予選決勝の組み合わせは高知ユナイテッドと高知大学になりました。
高知県代表は4月23日に大分県代表と大分県で試合をし、その勝者はガンバ大阪と試合です。

なかなか大きなニンジンがぶら下げられたものですが、高知ユナイテッドには頑張ってぜひともガンバ大阪との試合を勝ち取り。さらに、ジャイアントキリングも…。
と思わずにはいられません。

讃岐と山形の試合はDAZNで観戦でしたが。
パソコンはいいんですが、 iPhone だと…。そしてコンテンツによっても画質に差があったりするので、そこをなんとか改善してほしいところ…。

アウェー戦で山形も待ちに待ったホーム戦ということで、山形サポさんたちも応援に熱がこもり。さらに愛媛から監督とGKがそろって移籍し、まるで愛媛と二試合連続やってるような気になりそうなというかなんというか。

アウェーでも讃岐は果敢に攻めて、いい感じで押せていたんですが。どうにも押し切れずの惜しい引き分けになってしまいました。
相撲で言えば、土俵際まで追い込んでもそこからふんばられたりよけられたりで、という感じは否めませんでした。

特にゴールキーパーがね、にっくき(敢えてこう言うw)児玉選手でねえ。
敵ながら天晴と言うべきか。
「ああー、山形はうまくビタミンCを補充したなあ~」と思わずうなってしまいました。

どうにも歯車が噛み合わない感じがして、不安を感じますが。
そこはプロ、徐々にでも修正をしてくれると信じるしかありませんね。
そして次はレノファ山口と維新で…。

出身地の関係でスタジアム名がひっかかりますが。
次こそはと、龍馬が見つめる太平洋から願わずにはおれんぜよ(笑)。

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あと一歩とビタミンCが足らぬ J2第3節 カマタマーレ讃岐vs.愛媛FC

第3節は因縁の愛媛FCとの試合!
この日も観戦ついでのドライブと国道32号線をとことこと車を転がしピカスタにやってきました。
空模様は全区間好天に恵まれて、春が色づいて深まっているのを見ることができます。

↓猪鼻トンネルを出ての風景。
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IMG_0607 posted by (C)akagiyasuhiko

↓ピカスタに襲来wした愛媛FCのマスコットたち
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IMG_0618 posted by (C)akagiyasuhiko

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IMG_0619 (2) posted by (C)akagiyasuhiko

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IMG_0620 (2) posted by (C)akagiyasuhiko

やはり隣県対決はアウェー来訪者も多く、盛り上がっているのをいやが上でも感じますね。
日を同じくして愛媛県では、JFLのFC今治がホームで、砂森選手の古巣で最強の門番と言われるHonda FCを迎え撃っての試合で、こちらも盛り上がったそうで(結果はこちらも引き分け)。
この日、瀬戸内海はサッカーに燃えたと言えるのではと…。
ふるさと高知の太平洋も、サッカーに燃える日が来ることを強く願わずにはいられません。

ともあれ、やや荒れ気味ながらもエキサイティングな試合展開でありました。
チームの完成度では、いまだ戦術音痴の自分がひいき目に見ても、愛媛FCに分がありました。
動きにまとまりがあり、先制されてもしっかり逆転。しかも2点目までの時間が4分ほどと短く。Jリーグで一日(いちじつ)の長があることを毎度のこと見せつけてくれます。

今回は仲間選手がベンチスタートで、讃岐の選手層も厚くなってきているようですが。やはり2失点は痛く。成熟にはまだ時間を要するかな…?
とはいえ、前節とは逆の、土壇場で引き分けに追いついたセットプレーですが。

ミスター讃岐と言われ四国リーグから讃岐にいる綱田選手がCKを蹴って、北朝鮮代表のヨンジ選手が決めて。
思えば、地域リーグ出身者と一国の代表が同じピッチに立って、しかも得点をするというのは、うまく表現できませんが、讃岐の特徴を現わしているのではと、個人的な考えですが思ったりします。

綱田選手は11年目ですか。僕より長く香川県にいるんですね(自分は7年いた)。
プロスポーツ選手としてですし。高知ユナイテッドの前身・南国高知FCと試合をしたんだと思うと、すげえなあ、と思わず唸ってしまいます。

↓木島良輔選手が勢い余って壊してしまった看板(故意ではない)。見ててびっくり! しましたが、身体大丈夫そうでなにより。でも熱い兄貴のプレーがおれたちは大好きさ! 次も頼むぜ!
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IMG_0624_LI posted by (C)akagiyasuhiko

3戦を終え、あと一歩が、昨日はビタミンCも足りないような、どうにも惜しい展開でしたが。
やはり得点したときのあの「うおー!」は病みつきになります。
次回はアウェー山形戦で、自分は行けませんが…(この日は天皇杯高知県予選があるのでそちらに…)。
難しいかもしれませんが、今季初勝利をと強く願わずにはいられません。

↓試合後、ため池越しのパノラマ写真。
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IMG_0627 posted by (C)akagiyasuhiko

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鬼門降臨 J2第2節 カマタマーレ讃岐vs.FC町田ゼルビア

今季ホーム開幕戦、行きは国道でころころ車ころがしてドライブも楽しみ。
春の訪れを感じるのでした。

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P1020796 posted by (C)akagiyasuhiko

行きは、高知市は晴れていましたが、大豊町から曇り空になり、池田を越えたところからまた陽が差してくる。といったところでした。
3月になったとはいえ、やはりまだ肌寒く。動けば暑いですが、止まればやや寒いという感じ。
キックオフのころにはピカスタも曇り。最近買ったバイク用のインナージャケット(コミネ)を着て観戦していました。

↓ピカスタのため池の柵にとまってたサギさん
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P1020791 posted by (C)akagiyasuhiko

やはり実際にスタジアムに来て観戦するのは楽しいですね。
肌で感じる全てのもの。現場でしか感じられない空気。
やはり、やめられません。

P1020799
P1020799 posted by (C)akagiyasuhiko

試合の方は、なんとも残念なことになってしまいました。
先制されても、逆転し。
よーし、いけるぞー! と期待したのですが。
最後の土壇場ワンプレーで引き分けにされて。
金毘羅船船はおあずけになってしまったのは、なんとも残念でした。

↓ここは、ぶ~ぶ~、と言うべきかな(ただ自分としては抵抗あるけど ^^; 新天地で頑張ってほしいですね)
P1020800_LI
P1020800_LI posted by (C)akagiyasuhiko

新加入選手の皆も頑張ってくれて、自分はヨンジ選手が頼もしく感じられました。
仲間選手も馬場選手も得点し。
もうほんと、いけいけだったんですけどねえ……。

讃岐にとって町田は鬼門で。でも去年ようやく勝てて、鬼門でなくなったかと思ったら。その鬼門ぶりまだまだ健在であることを知らしめました。
その時の空気は言葉に表せませんが ^^; これもサッカーなんですね。
厳しい!

自分なりの印象では、攻守の切り替えが早く。特に攻撃の、前に進むスピードは上がっているように感じられました。
せっかく上がった攻撃力。次に再起を懸けたいところです。

さて、その次は、宿敵・愛媛FC! 北四国決戦!
間瀬新監督のもと着実に力をつけこちらも存在感も増している模様。
すでにチケットを購入しているので、急な用事が入らないように祈るばかり。

願わくば、今季初の金毘羅船船を歌わせたまえかし。
そう、ただただ願うばかりです。

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