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土讃サッカー戦記

土讃とは土佐(土)と讃岐(讃)の二地域を表す言葉。 高知県民ながら2003年~2010年まで香川県在住経験のある Yasu なる者が、サッカー観戦(主にカマタマーレ讃岐と高知ユナイテッド)や創作活動などについて綴る趣味系ブログです。 (このブログは予告なく書き直されることがあります。ご了承ください ^^; )

   

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読書の話(?)



ダリューンとは、アルスラーン戦記というファンタジー小説の登場人物なんですが。
まさか、かまたまでアルスラーン戦記ネタを見るとは思いもしなかったです。
前も原選手のことダリューンって言ってましたが、まだ言ってたんですね(笑)。

団塊ジュニア世代にとって、アルスラーン戦記はライトノベルの先駆けのような作品でもあります。

20年くらい前、アルスラーン役が山口勝平さんで、ダリューンは井上和彦さんが声を当ててた映画を観ましたよ。
その時に、エンディングを歌っていた遊佐未森さんを知ってファンになりました。

一時、諸事情により、なかったこと扱いになっていたのが、最近になって漫画化&アニメ化をされて再び脚光を浴びることになりました。
やっぱり作者の田中芳樹先生は人気あるからね。
ただこの動画を見たら落ち込むかも…。^^;

ともあれ、田中芳樹先生を知ったのは自分もアルスラーン戦記で。高校の図書館にあったのを見つけて読んで、はまっていました。
その内容は、古代ペルシャと中世ヨーロッパが合わさった世界観の大河ファンタジーで、まだ完結していません。

ファンとしては、どのような結末を迎えるのか田中先生に頑張ってほしいところ…。

他に中世ハンガリーをベースにしたマヴァール年代記というファンタジー小説もあります。これは東京創元社から1巻もので出てるので、ためしに読むのにおすすめです。

両作品ともに、高校時代よく読んでいたのですが、30を過ぎて改めて読んでも面白く。
この二作品をきっかけに世界史にも興味を持つに至りました。
また他に、中国の宋の亡びを描いた海嘯(かいしょう)という歴史小説もおすすめです。これも1巻ものなので試し読みにお勧めです。

で、田中芳樹先生といえば…。
銀河の歴史が、また1ページ…。でおなじみの(団塊ジュニア世代にとっては)、銀河英雄伝説。
でも自分が”銀英伝”を読んだのは30過ぎてからですが ^^;
ネタとしていくらか知っている程度だったので、暇な時間はすべて銀英伝にまわして、原作を読破し、アニメもすべて見ました。

まあ団塊ジュニアのオタク界隈でよくネタにされるだけあり、やっぱり面白いっすね~。
SFではあるんですが、形式としては三国志のような歴史および軍記もののようなノリです。
そしてアニメはバブル時代につくられたものだけあり、クオリティも高く声優陣も豪華で。銀河声優伝説とも比喩されていたのもうなずけます。

という風にあれこれ書いていると、なんだか懐かしくなってもきますね。
自分は漫画も読んでましたが、三国志や水滸伝に、司馬遼太郎作品に山田風太郎の忍法帖といった歴史・時代・伝奇小説もよく読んでいたものでした。
もちろん横山光輝先生の漫画も。

さらにさかのぼれば、小学校にあった学習歴史漫画で武士がかっこよく感じて、それがすべてのはじまりでした。特にムロタニツネ象先生が好きでした。

今の作家では、谷津矢車さんと七瀬晶さんが好きです。

ともあれ、昔読んだ様々な本のおかげで、こうして文章を書くのが、下手の横好きでも、好きな人間が一丁上がりました。
でも、昔はそうなるなんて思いもしませんでした。

人間なにがきっかけでどうなるのか、わからないものですね。

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四国サッカーリーグ第3節について(SP佐川観戦記)

待ちに待ったGWに突入した4月30日。
四国サッカーリーグ第3節、スポーツパーク佐川で開催された高知ユナイテッド対リャーマス高知とKUFC南国対アルヴェリオ高松の試合を観戦してきました。

相手をしてくださった皆様、ありがとうございました。m(_ _)m

他の4クラブ、多度津FC対FC徳島セレステに、光洋シーリングテクノ対新商クラブの試合は、徳島と新商が勝利をおさめています。

https://www.goalnote.net/detail-schedule.php?tid=9183

上のURLに四国リーグの日程と結果が載っています。スポーツパーク佐川は高知県佐川町にありまして、初めての場所なので地図で確認したときマルナカもあるのを見つけて。朝食はそこで済ませました。
いえまあなんかその、マルナカは讃岐のスポンサーでもありまして、「マルナカでお買い物をせねば」と、なんか使命感を感じてしまいまして ^^;

高知ユナイテッドSC応援ブログさんに詳しく書かれています。
↓高知Uスポンサーのセントラルグループのゆるキャラ・わんピー
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IMG_0799 posted by (C)akagiyasuhiko

第1試合は11:00にキックオフ。ゲームは高知ユナイテッドとリャーマス高知の、高知県勢同士の高知ダービーで、高知ユナイテッドのホーム扱いで、それに関連したゆるキャラや出店もありお祭りのように賑やかで。

(赤/緑・高知U、白・リャーマス)
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IMG_0804 posted by (C)akagiyasuhiko

改めて高知ユナイテッドのクラブとしての規模の大きさを実感しました。それでも昇格ができると限らないのですから、その大変さ推して知るべき、そして昇格したクラブの健闘はおいそれと言葉にできないものだと思いました。

ゲームの方は、戦力的に考えて高知ユナイテッドが勝つだろうと思っていましたが。結果から言えば3-0で勝つには勝ったのですが、リャーマス高知も粘りを見せてゴールを固く閉ざし、ユナイテッドが得点したのは前半ももうすぐ終わりの頃でした。

それから後半に2点を加えて完封勝利はしたのですが、時折冷やりとする場面もあり、この試合はリャーマス高知が健闘したと言えるでしょう。
そういえば、昨年はFC今治を相手にあわやドローかという試合も見せたのですね。

https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201604190005-spnavi

上のURLにそれが書かれたスポナビの記事があります。

最後まで何が起こるのかわからないのがシーズン。高知ユナイテッドには勝率高しとはいえ、油断をせずに四国リーグを獲り、地域CLに臨んでほしいと願わずにはいられません。(あれなんか厳しめのコメントに… すいません ^^; )

第2試合は13:30にキックオフ。KUFC南国とアルヴェリオ高松の土讃対決。
アルヴェリオ高松は23日に天皇杯で香川県代表としてギラヴァンツ北九州と対戦しています。
強敵と対戦したことで得られたものも多いと思いますので、南国も大変かもと思っていましたが。

不本意な案の定で、一進一退の展開。
前半は双方無得点のまま終わり。
ゲームが動いたのは後半、南国ついに先制! よし! と思ったのもつかの間、なんとすぐに高松得点し追いつきます。

(赤・南国、白・高松)
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IMG_0809 posted by (C)akagiyasuhiko

それを見る私、思わずぽかーん( ゚д゚) としてしまいます。
昨年は台風の目になった南国ですが、今年はなんだか苦戦をしいられています。
どうしちゃったんだろ…?

試合は双方得点後にまた一進一退の展開になり、結局は1-1のドローで試合はおわりました。

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IMG_0816 posted by (C)akagiyasuhiko

戦術音痴なのでどっちがどういう風に調子が悪くて良くてというのはわからなかったのですが。
高知ユナイテッドも油断をしたら足元すくわれるかも。
前例もあるだけに ^^;

この日は汗ばむくらいの暑さで、山も緑の色を濃くして、春を過ぎて初夏の趣さえ感じました。
観戦している人の中には日傘をさしている人もいましたし。次からはうちわも欠かせませんね。
そして、やはりサッカー観戦は楽しいですね。

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試練 J2第10節 松本山雅FCvs.カマタマーレ讃岐

待ちに待った松本山雅との、うどんvs.そばダービー!
ブログはどんな風に書こうかなと、試合の前から考えていました。
……が、しかし!

厳しい結果に、気の利いたことを書こうという気持ちも吹き飛んでしまいました……。
観戦を始めて、一番のワーストゲームであったことは否めません。
人生には三つの坂がある、上り坂と下り坂と、まさかである、と言われますが。

今日の試合はそのまさかの展開でした。
ですが、辛かったでしょうが、選手たちは捨て鉢にならず最後まで戦い抜いてくれたのは救いでした。

今は試練の時なのでしょう。試練というものは一度襲い掛かったら、容赦ありません。
どこまでも追い込もうとする容赦なき試練に押しつぶされないような、強い心を持たないといけないと、自分に言い聞かせるのでした。

まあねえほんと、自分は気が弱くてパニックになりやすいんで、気をしっかり持たないと ^^;

もちろん、5月3日の千葉戦には行くつもりです。
そこで、戦い抜く姿を見せてほしいと願うばかりです。

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四国サッカーリーグ第2節(4月23日開催分)と天皇杯について

4月23日は四国リーグではリャーマス高知と光洋シーリングテクノの試合が春野球技上で開催されて、リャーマス高知がシーズン初勝利を挙げました。
残りの試合、高知ユナイテッドと新商クラブの第2節の試合は5月28日に予定されています。

第3節は4月30日に8クラブとも試合が予定されています。
四国リーグの日程と結果は下記URLで確認できます。
https://www.goalnote.net/detail-schedule.php?tid=9183

さて、22日より天皇杯本戦がはじまりまして。全国各地の予選を勝ち抜いた各代表クラブが勝利と名誉をかけて鎬(しのぎ)を削りました。

まず四国勢のトップを切って22日に、FC徳島セレステが長崎県代表MD長崎と対戦しました。
結果はMD長崎が勝ち、徳島は惜しくも敗れてしまいました。



悔しい思いを四国リーグにぶつけてくるでしょう。高知ユナイテッドを応援する身ながら、好ゲームを期待したいところです。

翌23日は、香川県代表のアルヴェリオ高松がギラヴァンツ北九州(J3)と、愛媛県代表のFC今治が沖縄県のFC琉球(J3)と、高知県代表の高知ユナイテッドが大分県代表のヴェルスパ大分(JFL)と対戦しました。高松は北九州に大差をつけられての敗戦でしたが、精いっぱい戦ったことがうかがえます。
そしてこうした奮闘が四国リーグに還元されて、いかなるクラブも油断ならないような、試合を盛り上げてゆくのだと思います。高知ユナイテッドは先制するも逆転されてしまい、惜しくも敗れてしまいました。
これで勝てば次はガンバ戦でした。選手の中には元ガンバユースもいます。
せっかくの千載一遇のチャンスは、ヴェルスパが格上の意地を見せて勝ち取ることになりました。

しかし、高知のクラブチームが天皇杯で高知県代表となり、上のカテゴリーのクラブと好ゲームを繰り広げたことは、JFL昇格が夢物語でないことを物語っています。
もちろん厳しい戦いですが…。現実味があるだけに期待せずにはいられません。

最後は愛媛県代表のFC今治。
岡田武史氏がオーナーということで何かと話題になり、それだけにプレッシャーは四国勢では一番きついのではと察します。そのFC今治は沖縄県代表のFC琉球と対戦し。
なんと5-5というスコアをたたき出す壮絶な打ち合いの末にPKで勝利し、四国勢で唯一、1回戦を突破しました。

FC今治は岡田氏が来てから強くなったように思われていますが(かくいう自分もそうだった…)、過去にはサンフレッチェ広島にも勝ったことがあり。それを思えば、サイヤ人がスーパーサイヤ人になったようなものだと言えるでしょう。

その大きな特徴はなんと言っても岡田メソッド。同日に行われた讃岐と岐阜の試合でも、元今治アドバイザーの大木さんが岐阜の監督で、岡田メソッドの片鱗を讃岐に見せつけ勝利をもぎ取りましたが。

今治も激戦の末に琉球を制し、この日は岡田メソッドDAYと言ってもいいかもしれません。
JFLに昇格するも苦戦が続いていた今治ですが、シーズン初勝利も挙げられて、ここからJ3昇格に向けてのブーストアップを期待したいところです。

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蝮の毒が呼び起す記憶… J2第9節 カマタマーレ讃岐vs.FC岐阜

23日は完全に空けば大分での天皇杯1回戦、ヴェルスパ大分対高知ユナイテッドの観戦に行こうかと思っていたんですが。
出かけてもいいが緊急時にはすぐに帰れるようにしてほしいという社長のお言葉のために、岐阜戦を観に行くことにしました。

なんかこの言い方だと滑り止めみたいで感じ悪いですね ^^; すいません。
ともあれ、こういう風にかぶると悩みます。
ですが、そんな悩みなんて小さく感じるほど、試合は衝撃的でした。

ちなみに司馬遼太郎先生の国盗り物語は好きな小説のひとつです。

昨日の試合はまさに岐阜のゲームでした。後半少しばかりの意地を見せても状況をひっくり返せず、終盤にダメ押しの3失点を食らってしまい。
文句なしの完敗という大変厳しい試合結果になってしまいました。

その厳しい結果から会場の雰囲気も悪くなってしまいました。
自分もアンガーマネジメントが下手でうかつに気まずい空気を作ってしまう悪癖があるので人のこと言えたものではないのですが、それでも、あの時の雰囲気の悪さは辛かったです。

ともあれ、試合が終わり一路高速で高知に帰り、高知インターに着くとともに緊張もいくらか和らいで、お腹がすいて、はなまるに直行しました。

ちなみに文字通り高知インターからはなまるまで直行で行けます。お昼に善通寺インター近くの七屋さんでも食べていたのですが、なんかまた食べたくなって…。
なんていうか、辛い時におのずとうどんを求めてしまうなんて、ほんとおれはうどんが好きになっちゃったんだなあと、うどんを噛みしめて。

これからも色々あるだろうけど、何があってもうどんを嫌いになれる自信はないと思ったものでした。

ともあれ、いつまでもうじうじしてないで気を持ち直して…。天気は文句なしの観戦日和! 高知から香川まで雲ひとつない超晴天!!
そういえば前に観戦に行った讃岐の試合は山口で、ホームはその前の前の愛媛戦だったのでおよそひと月半ぶりのピカスタでした。

高松道に入るとともに目に飛び込む晴天の瀬戸内海のすがすがしさ。雨霧山の尾根を越えると見えるピカスタと、讃岐富士こと飯野山。
香川県で過ごした日々がおのずと思い出されて、いつ来ても懐かしさを感じさせられます。
なんかくさいこと言ってますが ^^;試合内容は、もうどうにもならないくらいに、やられてしまいました。
ただそんな中で、奇妙な既視感を覚えていました。特に後半、勢いをつけて逆転を狙っているときにそれは顕著になりました。

前に行けども行けども、蝮の細長い胴にからめられるように防がれてチャンスを潰されて…。
短いパスをうまくつなぎながら相手を翻弄するというか。
そして、岐阜の監督が、岡田武史氏がオーナーのFC今治にアドバイザーとしていた大木さんであることを思い出して。
思わず戦慄してしまいました。

しかし、自分は戦術音痴なんですが、そんな自分が岐阜と今治を重ね合わせてしまうなんて、自分で自分に驚きます。
それだけ今治の岡田メソッドはインパクトがあったってことなんでしょうね。

自分に力があったら、おのれ国盗り物語なにするものぞと、竜馬がゆくパワーで助太刀できたものを←

一昨年と昨年、四国リーグでFC今治の戦いを見ていたのですが。昨日の試合は、去年のKUFC南国(高知大学サッカー部がベースの地域クラブ)とFC今治を彷彿とさせるものでした。
高知ユナイテッドとの試合は、予定が合わず、雷雨で中止になった時にちょっと見ただけなのでなんとも言えないのですが。

KUFC南国とFC今治の試合は二度とも観ることができまして。
センスも有り若さとパワーとスピードでピッチを所狭しと駆け抜ける南国の選手がそういう風にして翻弄されたのを見て、戦慄を覚えたものでした。

大木さんとしても、今治は去年の天皇杯で讃岐に敗れていますので、リベンジを心に誓っていたことでしょう。
思わぬところで岡田メソッドを見せつけられた思いでした。
(個人的な感想です)

ただ、落ち込んでばかりではないと自分は信じたいです。
強くなるためには強い者と戦わねばならない。
それは屈辱的な敗北を味合わされることでもありますが、讃岐は幾度となくそれを乗り越えてきた。
今年は今がその時なのだと思います。

次節の相手は、そばの松本山雅!
讃岐と試合するタイミングが悪かったな! そばよりかまたま!
と、本当の力を見せつけてほしいと願ってやみません。

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