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土讃サッカー戦記

土讃とは土佐(土)と讃岐(讃)の二地域を表す言葉。 高知県民ながら2003年~2010年まで香川県在住経験のある Yasu なる者が、サッカー観戦(主にカマタマーレ讃岐と高知ユナイテッド)や創作活動などについて綴る趣味系ブログです。 (このブログは予告なく書き直されることがあります。ご了承ください ^^; )

   

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山の日の、かかあ天下とからっ風、そして熱い温泉に茹でられて J2第28節カマタマーレ讃岐vsザスパクサツ群馬


昨日は山の日ということで、讃岐富士こと飯野山の写真を…

昨日はきれいな人もいて目のやり場に困ってしまったり。
展示されていた競艇のボートに乗せてもらったんですが、やはりレーシングマシンとしての雰囲気があって、車も好きなんで知らずのうちに楽しさがこみあげました。

さてザスパクサツ群馬を迎えての試合。前節はなんだかもやっとした思いをさせられましたが、今節は決めてくれよ! とピカスタに乗り込みました。

…が!
群馬は強かった!
行ったことはないんですが(おい)、かかあ天下にからっ風が有名であることは知っています。

素人目ながら、パワーとスピードともに群馬が上回っていたようにも思います。それはまるで群馬名物のからっ風が吹き下ろすように。
そして、1stレグでの割引のお知らせでかかあになった(?)松下選手はキレッキレ!で、2点目のシュートは思わず目を疑い、天を仰いでしまいました。そのあとで馬場選手が1点返して、ここから反撃だ! と思っていたんですが。
あろうことか後半に追加点を許してしまい…。反撃の糸口をつかめないまま試合終了。
久しぶりに完敗と思わされた試合でした。

かつては、清水に8点も取られて、順位も最下位にまで沈んでしまって、どうなるのかと言われていましたが。
群馬はそんなことがあったとはにわかに信じられないチームに生まれ変わった印象を強く受けました。

それでも惜しい場面もあり、何度惜しいとつぶやいてしまったことか ^^;
あと一歩、あと一歩なんですよね。でもそのあと一歩が遠い。
だけど、そんな中で、爆発力のあるところを見せてくれました。
四国リーグでも同じ香川県の多度津FCも爆発力のあるところを見せて、波乱を起こしましたし(第2節の高知ユナイテッド戦で戦力差を跳ね返してドロー)。

ということで、岡山戦、期待していいかな!? 
矢島選手の出場は、タイミング的には難しそうかな。うどんを味わってほしいと思ってたんですが…。

なんにせよ、残留目指して頑張ってほしいですね。

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蝮(マムシ)の毒は後で効く。J2第27節 FC岐阜vsカマタマーレ讃岐

我が故郷、土佐において。
「蛇もハミ(蝮のこと)もそちよれ、隼人さまのお通りじゃ」
というわらべ歌があり。戦国時代の猛将、福留隼人の勇気をたたえて歌われたとされています。

岐阜と言えば岐阜城に、斉藤道三! 蝮と言われ恐れられた男です。司馬遼太郎先生の「国盗り物語」は好きな小説のひとつでもあります。

岐阜と言えば、讃岐がJ2に昇格して初めての相手。故郷の高知新聞でも、ラモス元監督の厳しいコメントが紹介されて。
「勝ったのにそんな風に怒るなんて、やっぱりJは厳しい!」
と思ったものでした。

ちなみに、友達が岐阜へ転勤になり、「ラモス瑠偉がいるよー」てな話をしたんですが。その矢先に監督辞任するとは…。^^;

そんな岐阜に、昨年の後半に勝ち。今年も前半に勝ち。
そして今節の試合で、先制し。
岐阜はもう鬼門ではなくなった! と、気持ちも軽く、先のわらべ歌をうたうような気持ちで観戦していたのですが……。

「甘いわ!」
と、槍の名人でもある斉藤道三が意表をついて槍を繰り出すように、試合終了寸前で、同点にされ……。
それはあたかも、毒を仕込まれていたのを気付かずに走っていたかの如く。
J2に昇格して初めての3連勝は、目の前まで来ていて、かっさらわれて。

「どうだ」
と、斉藤道三の高笑いが聞こえてきそうな、というか。

まあ、いろいろとありますが……。
自分は毒にやられて、オンデマンドの画面を見つつ、しばし放心状態になってしまったのでした。

やはり、勝負は厳しいですね。
岐阜も7連敗で危機感が高まり、それがポテンシャルを引き上げてか、なんだかんだでいい感じで讃岐に迫った印象もありました。

さて、次の相手は。かかあ天下にからっ風と、熱い温泉の心、ザスパクサツ群馬!
気持ちを入れ替えて、群馬に挑んでほしいですね。

そして、7日の日に天皇杯の愛媛県代表がFC今治に決まりました! 対戦相手の松山大学とは好ゲームだったそうです。
BS1での放送も決まっているほどに注目をされる対戦カード。
FC今治は、オーナーが超有名人であるうえに、四国リーグでは高知と激しい戦いを繰り広げ。その強さを痛感させられているんですが ^^; まさか讃岐に当たることになるとは。
そういうこともあって、すごく気になり。これも、好ゲームを期待したいところです。

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奇跡の日曜日 J2第26節カマタマーレ讃岐vsモンテディオ山形&天皇杯高知予選・高知大学vs高知ユナイテッド

日曜日は地元の天皇杯高知予選、高知大学と高知ユナイテッドの試合を観戦に行っていました。地元高知からJリーグクラブを! 将来のJ土讃対決の実現を! その悲願達成のお役に少しでも立てればと、自販機でジュースを買うことを日課にしているのでした。

さて高知大学と言えば…、大学サッカー界の強豪にして天皇杯高知予選で13連覇を成し遂げた高知の王者というより帝王と言ってもいい存在。
そしてやはりなんだかんだ言っても大学生、チャントはもろ面白系。パワーとスピードと、お笑いで対戦相手にぶつかってきます!

昨年、天皇杯本選に出場しカマタマーレ讃岐と対戦し、自分も観戦しましたが。面白チャントで丸亀は不思議空間になったのは、今も心に残っています。
この試合でもその面白チャントが炸裂し、緊迫した試合中にもかかわらず笑いをこらえるという不思議な体験をさせてもらいました(なんだそりゃー)。
ともあれ、自分は大学サッカーも疎くてよくわかんなかったんですが ^^; 高知大学強くて、讃岐もちょっと(?)やばかった展開だったような…。

  

対する高知ユナイテッドは昨年まで四国リーグで覇を競っていたアイゴッソ高知と高知Uトラスターが統合してできたクラブ。
四国リーグに参加するクラブチームとしてはFC今治に次ぐ戦力規模即ち高知において最強規模のクラブチームとなりました。

この試合において高知大学の14連覇なるか、高知ユナイテッドが勝利し高知サッカーの歴史を塗り替えるか注目されていましたが…。

序盤はパワーとスピードを生かして高知大学がユナイテッドにぶつかり、先制点を挙げました。
やっぱり高知大学は強いのか、と思ったのですが、時間が経つにつれてユナイテッドの動きにまとまりができ、気が付けば前に進み出てセットプレーからの得点で同点に追いつき(得点者・小林拓弥選手)。

さらにしばらくして、またもセットプレーからの得点、そして逆転!
コーナーからきたボールを鮮やかにヘッドで合わせてネットを揺らしたのは、元サンフレッチェ広島・ガイナーレ鳥取(!)の横竹翔選手。

高知大学も取り返そうと迫り、スリリングなシーンもあったのですが。
ユナイテッドの堅い守りに阻まれ、そのまま試合終了。
終わってみればユナイテッドという試合でした。

監督は先週の讃岐セレッソ戦の解説をされていた西村さん。決勝点を挙げたのは、横竹翔選手。
若い大学選手を相手に、元Jリーガーのベテランから若手までがそろうバランスの取れた布陣をうまく活かせた試合ではなかったかと。
試合後コメントで反省点の方が多いと謙遜していましたが、少なくとも自分には、そう見えました。

自分は讃岐の試合を見始めたのは14年からなので、13年の入れ替え戦を見ていないのですが。
もし横竹選手が入れ替え戦でこの試合のような鮮やかなセットプレーからの得点をしていたら、J2の歴史は違ったものになったかもしれない…。
また、先週の解説の西村さんがセレッソの監督で今日のユナイテッドの動きをされていたら、やばかったかもしれない…。

とまあ、詳しい戦術についてはまだ理解できないのですが。ついついそんなことを考えてしまいました ^^;

高知県民ながら縁がある香川の讃岐をきっかけにサッカーを観るようになった身。あとからいろいろ知って。
ついに地元クラブチームが天皇杯本選出場を決めて嬉しいと同時に、高知のサッカーの歴史の分岐点に立ち会え、なんだか不思議な感じがしてしまった天皇杯の試合でした。

高知ユナイテッドは8月27日にV・ファーレン長崎と試合をします。
長崎を相手にどのような試合を見せるのか!? 楽しみにしていたいと思います。

天皇杯の試合を見終わって帰宅し、シャワーを浴びて録画してた天皇杯の試合を改めて観て。時間が来て、Jリーグオンデマンドで、讃岐山形戦を観戦。
ほんとは春野から丸亀に飛んでいきたかったんですが、体力がもつか心配で無理は控えました。

高知大学の若さを分けてほしい…(遠い目)。



山形は自分も苦手意識がありまして。しかも大黒選手もいる!  先制をされてしまったときは、「ああ、やっぱり…」と思ってしまったというかなんというか。
セレッソ戦で勝利はできたけれど、トンネルを抜けられたかどうか、と心配はまだまだ尽きぬ讃岐。
選手たちも取り返そうと頑張るのですが、未得点のまま前半終了。後半に期待をかけます。

が、なかなか得点できない。みんな頑張るんだけど…。若い荻野選手も投入されました。
それからしばらくして、我那覇選手がいつの間にか前に出ていて…。パスされたボールを頭で合わせて…。
「え、入った!?」
思わずつぶやく。それから、スピーカーから聞こえる大歓声。
山形を相手に、同点に追いついた! 

それだけでも嬉しくて、もうこれで十分と思ったことを白状します(汗)。
だけど、ここで終わらなかった奇跡の日曜日。
山形は押して押して押しまくる! 清水選手も古巣の猛攻を必死になって防ぎ、好セーブをかます!
しかし、それもいつまでもつのか。ATは防戦一方か? という展開。
前節もそうでしたが、讃岐はよく押されてしまって…。そこから間隙を突いてカウンターにいけたら…、と思ったら。ほんとにカウンターに行って……。
惜しい場面がありました。

「これが現実か。もう十分だ、十分だよ」と思いながら早く試合終了のホイッスルが吹かれることをひたすらねがっていましたが……。
もうほんと、終わりという時、永田選手からのパスを、仲間選手が上手く合わせて。

会心の一撃シュート!

ボールはネットを揺らし、山岸選手の悔しそうな仕草。絶叫する実況さん。スピーカーから聞こえる大歓声。
マジか…? と、画面を食い入るように睨んでしまいました。
夢でも幻でもない、画面で起こったことは現実。

こんなことって、あるんだなあ~、と。奇跡の逆転に嬉しいと同時にここでも不思議な気持ちにもなりつつ。選手たちは諦めずに戦っていたのに、自分は早々に諦めて同点でもいいと思ったことも恥ずかしくなってしまいました。
そして、試合後の金毘羅船々のラインダンスを見ていて、なにかこみあげるものをおぼえてしまったのでした。

成り行きで香川県に流れ着き、「好きで来たわけじゃない」と思った時期もありましたが。今は、来れてよかったなあ、と。
いやあ、人生って、わかんないものですねえ。

この日曜日は、応援している2クラブが強敵相手に勝利を飾るというのを二度も見られるという、最高の、そして奇跡の日曜日となりました。
いや、奇跡の日曜日にしてもらいました。

こんなこともあるから、やっぱりサッカー観戦はやめられませんね。

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【創作活動】ファンタジー小説・龍の騎士と獅子の王子 更新しました。

恥ずかしながら小説を書くとかしてまして、投稿サイト taskey で連載してる小説の更新をしたのでお知らせします…。
ツイッターでも書いているように、世界史を基にしたファンタジーでもあり架空歴史小説です。それと同時に冒険小説でもあります。
興味があればご一読を。

世界史・東欧から中東及び北アフリカを模した異世界を舞台に、生きるか死ぬか、戦争と革命の風雲を駆け抜ける戦記物語。
全てに失望し、謎の少女ロンフェイとともにフィリケア大陸に落ち延びた小龍公コヴァクスだったが。
そこで繰り広げられるマーレ人とカルトガ人の子孫の戦い、さらに黒人たちの独立を懸けたレコンキスタの戦いに身を投じる中で。
自身の宿命を乗り越え、己の本当の戦いを知る。
母国オンガルリではエリジェーベトが正気を失った王レドカーン二世を籠絡し、さらに子まで身籠り、いよいよ国を掌中に治めんとしていた。
帰ってきたコヴァクスは、妹の小龍公女ニコレットともに、故国奪還のための革命を起こそうとするが……。
第四十一章から連載。一ページおよそ一千文字程度。

※この物語はフィクションです。物語の内容は、実在する地域および団体、人物等と関係ありません。

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そしてピカスタ劇場へ…! 第25節 カマタマーレ讃岐vsセレッソ大阪

朝起きて、高速代節約のため行きは国道を車ころころ転がして、坂出市川津町の麺やに直行。
香川県時代によく行ってたんですが。日曜の朝に麺やでうどんを食べると、日曜が始まるって実感がいたします。

ただ、国道で来た疲れからか黒塗りの車に追突…したら今頃私はブログ書けているわけもなく。
休めるところで休んでから…、臨時駐車場に車を停め。スタジアムへ。

  

あろうことかデジカメを忘れてしまったことを香川に着いてから気づき。やむなく iPhone で写真を撮りましたが。こういう、うっかりが多いのなんとかしたひ…。

会場は人でいっぱい! 試合前の応援合戦も、すでに試合が始まっているかのような盛り上がり。否応なく、こっちもわくわくしてきます。
まさにこれが好きだから、県境を2つも越えて観戦に来ているのでした。

肝心の試合の方は、予想以上の出来に嬉しいと同時に大変驚かされるものでした。
先制点なんて、ほんと久しぶりではなかったかな? しかも追加点まで入れられるとは。
渡邉大剛選手もほんとにナイスアシスト!

シュートを打ちにゆくと見せかけて、馬場選手にパスし、それがどんぴしゃと決まり。
一瞬目を疑ってしまいました ^^; いやあんまりにも決まりすぎてたので。

ただ…、ピッチが荒れてたのは気になりました。土の部分も露出してたりして。
昔、セレッソ大阪は高知にキャンプ来てたんですが。ピッチが荒れていたことが問題になって、メディアからも非難されるということがあったので…。
ピカスタにはその二の舞にならないでほしいと願わずにはいられません。

ちなみにその当時の監督が、スカパーで解説をしていて、高知ユナイテッドの監督をつとめる西村さんだったのでした(参考資料・フットボール批評 issue12)。
ちなみに、午前に愛媛県新居浜市で行われた全社四国予選決勝の試合の指揮をとっており、西村さんもこの日はハードワークでした。
ほんとうに、お疲れ様です m(_ _)m

ハーフタイムの藤岡友香さんのコンサートも、楽しませてもらいました。この時も、デジカメを忘れた自分が恨めしくて仕方がなかったです ^^;
本多春奈さんの天の声も、よく響きましたね。

  

やっぱりセレッソは基礎体力のあるビッグクラブ。その猛攻には冷や冷やさせられっぱなしでした。
後半にソウザ選手に1点を返されたのですが、セレッソの選手たちはさほど嬉しそうではなく、やや焦った感じで試合再開を急いでいたのも印象的でした。

それだけ勝利に飢えていたってことかな。スポーツ選手の勝利に対する執念は、マイペースでのんきな自分には測りがたいことです…。
それからの猛攻も、もう、今思い出しても冷やりとします。

セレッソで一番印象的な選手はGKのキム・ジンヒョン選手なんですが。観戦初心者なもので、知ったのは去年のはじめのACL。そこで準優勝した韓国代表のGKを直に見られる上に、試合終了間際に前に進み出てきてエブソン選手とチェイスしたことが、一日経ってからも不思議な感じがします。

そんなこんなでどうにか猛攻をしのぎ、試合が終わったときは手が勝手に挙がってガッツポーズをしていました。
近くにいた人と「ようやく勝てましたね」と少し話し合い。
久しぶりに金毘羅船々を皆さんと歌えて。

厳しいシーズンはまだ続きますが、この時ばかりは素直に勝利の喜びにひたりました。
ひたりすぎて、臨時駐車場に着いて自分の車を見てから。はっ、と高知に帰らないといけないのを思い出すというほどの、非日常を味わった夏の日の夜でした。

1万を超える観衆とともに、ですからなおさら。

さて来週は山形戦ですが。
自分は…、スカパーで解説してた西村さん率いる高知ユナイテッドと高知大学の、天皇杯予選決勝を観戦に行って。山形戦はスカパーで観ようかと思っています。

また、因果なことに天皇杯の香川県代表のクラブはセレッソ大阪との試合です。
30日に高松大学とアルヴェリオ高松との決勝戦。セレッソへの挑戦権を勝ち取るのは、どちらか。

リーグ戦も気になりますが、天皇杯も、やはりとても気になり。
カテゴリーを越えた熱戦を期待したいところです。

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