読書の秋ということで、最近読んだ本の話でも…
能町みね子著 ほじくりストリートビュー
帯には「地図で見つけた変な境目・細すぎる道・行き止まりを現地でほじくれ!」とありますが。
要するに、マニアックなスポットを散歩したレビューの本。
自分も
酷道を走ったりするのが好きなので、マニアックなスポット巡りには思わず共感を覚えます。
読みながら、能町みね子さんに案内されて、「こんなところがあるのか~」とバーチャル散歩を楽しめます。
読書の秋、あなたもおひとつ、この本でバーチャル散歩を楽しんでみませんか?
谷津矢車著 某(それがし)には策があり申す 島左近の野望映画「関ヶ原」が封切られ話題になってますが(自分はまだ未見ですが(汗))、戦(いくさ)に魅入られた男・島左近の戦狂いの生き様を描いた歴史小説で。この物語も関ヶ原の戦いがクライマックスの舞台となっています。
とにかくこの小説の主人公・島左近という男は戦の事しか考えていない戦狂い。来る日も来る日も武士として戦の事ばかり考え、戦国時代がずっと続けばいいと考えるほど。
そんな島左近は、縁あって石田三成と行動を共にすることになるのですが。戦狂いの果てに、何があるのか。
男なら、島左近の生き様に共鳴するものがあるのではないかと……。
宇都宮徹壱著 J2&J3 フットボール漫遊記以前話題にしたことがありますが、各地域のJ2・J3のクラブを取材した本。少し昔の話もありますが、J1に比べどうしてもメディア露出が少ないJ2とJ3のことを丁寧に書き出しており、スポーツ史に残すべき資料的価値もあるのではと、自分は考えます。
歴史は、頂点に君臨する英雄や偉人だけがつくるのではありません。人のあるところに歴史あり。それを忘れたところから、いたずらな英雄崇拝がはじまり歴史が空虚なものにされてゆく、ということもあります。
宇都宮徹壱さんの著書は、そのことをサッカーを通して教えてくれます。
…と、なんか自分でも理解が難しいことを口走ってしまいましたが ^^; いちサッカーファンとして読み応えある一冊です。
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