忍者ブログ

土讃サッカー戦記

土讃とは土佐(土)と讃岐(讃)の二地域を表す言葉。 高知県民ながら2003年~2010年まで香川県在住経験のある Yasu なる者が、サッカー観戦(主にカマタマーレ讃岐と高知ユナイテッド)や創作活動などについて綴る趣味系ブログです。 (このブログは予告なく書き直されることがあります。ご了承ください ^^; )

   

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

【本の話】能町みね子 谷津矢車 宇都宮徹壱…

読書の秋ということで、最近読んだ本の話でも…

能町みね子著 ほじくりストリートビュー

帯には「地図で見つけた変な境目・細すぎる道・行き止まりを現地でほじくれ!」とありますが。
要するに、マニアックなスポットを散歩したレビューの本。
自分も酷道を走ったりするのが好きなので、マニアックなスポット巡りには思わず共感を覚えます。

読みながら、能町みね子さんに案内されて、「こんなところがあるのか~」とバーチャル散歩を楽しめます。
読書の秋、あなたもおひとつ、この本でバーチャル散歩を楽しんでみませんか?

谷津矢車著 某(それがし)には策があり申す 島左近の野望

映画「関ヶ原」が封切られ話題になってますが(自分はまだ未見ですが(汗))、戦(いくさ)に魅入られた男・島左近の戦狂いの生き様を描いた歴史小説で。この物語も関ヶ原の戦いがクライマックスの舞台となっています。

とにかくこの小説の主人公・島左近という男は戦の事しか考えていない戦狂い。来る日も来る日も武士として戦の事ばかり考え、戦国時代がずっと続けばいいと考えるほど。
そんな島左近は、縁あって石田三成と行動を共にすることになるのですが。戦狂いの果てに、何があるのか。

男なら、島左近の生き様に共鳴するものがあるのではないかと……。

宇都宮徹壱著 J2&J3 フットボール漫遊記

以前話題にしたことがありますが、各地域のJ2・J3のクラブを取材した本。少し昔の話もありますが、J1に比べどうしてもメディア露出が少ないJ2とJ3のことを丁寧に書き出しており、スポーツ史に残すべき資料的価値もあるのではと、自分は考えます。

歴史は、頂点に君臨する英雄や偉人だけがつくるのではありません。人のあるところに歴史あり。それを忘れたところから、いたずらな英雄崇拝がはじまり歴史が空虚なものにされてゆく、ということもあります。
宇都宮徹壱さんの著書は、そのことをサッカーを通して教えてくれます。

…と、なんか自分でも理解が難しいことを口走ってしまいましたが ^^; いちサッカーファンとして読み応えある一冊です。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

拍手[6回]

PR

COMMENT

NAME
TITLE
MAIL(非公開)
URL
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
PASS(コメント編集に必須です)
SECRET
管理人のみ閲覧できます

Copyright ©  -- 土讃サッカー戦記 --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]