こういった記事を書くのは不本意ではありますが、考えることがあったので。
ここしばらく事件が続き、殺伐とした雰囲気を禁じえません。
試合に勝てないというのは悔しいですが、我慢できます。
しかし、事件が起こるたびに様々な感情が爆発し雰囲気が悪くなるのは、率直に言ってしんどいものがあります。
一瞬でも、距離を置こうかと思ったことが何度かあります。
自分が憂慮するのは、事件が起きたとき話や騒ぎが広がって、無用の巻き添えを作って”被害”を拡大させることです。
正義の戦いのつもりが破壊工作になってしまい、アンチ大喜びなんてなったら、目も当てられません。
どっちがどうとかは、第三者には関係ないことです。
それどころか、またやってるよあいつら――、と冷ややかに見られているでしょう。その数は少なくないと思います。
それでも都市部のビッグクラブはもちこたえられるでしょうが、地方の小さなクラブはどうでしょうか。
高知ユナイテッドの自販機でジュースを買おうとしたら、近くにいたおじさんに「え、そこで買うの?」と冷ややかに言われたことがあります。
Jを目指すとはいえ、地方ゆえの冷ややかさというのは、残念ながらあります。
また、文化芸術分野でスポーツに否定的な人たちもいますし。誤解を理解に換えるためにも、理性をもって理不尽に対処することが求められます。
また、スポンサーにしても、付き合いで仕方なくの、義理スポンサーもあるでしょう。
そのスポンサーにしてみれば、何か事件が起こった時、それを口実に喜んで撤退するでしょう。
しかし、冷静な対処をすれば、「この人たちにお金を出すと思えば」と納得してくれるかもしれません。
1円の重みは、地方の小さなクラブほど重くなってきます。
その重い1円に逃げられないためにも、自制心が求められるようになってきます。
その自制心は相手が明らかに悪い時ほど求められます。
自分が被害者となれば、後ろめたいことがないので、それに乗っかって感情を爆発させ放題という悲劇の事例もたくさん見てきましたが。
そのあとに残されるのは馬鹿馬鹿しさと虚無感だけです。もちろん、人も物もお金もどこかへ行ってしまっています。
そこには夢も希望もありません。
夢から覚めて、行くところがないとわかったときの絶望感は、言葉では言い表せないものがあります。
Jを目指しながらアクシデントで消えていったクラブの話を見聞きして、なんとも言えない気持ちにさせられますが。当事者ともなればなおさらでしょう。
ともすれば、将来、Jに上がったクラブが、何らかのアクシデントで自ら降格して活動を縮小とか、停止もあるかもしれません。
それを防ぐためにも。
なめられたら終わりなのではなく、自制心がなくなると終わりというのは実体験として痛感するところでもあります。
泥をかぶることもあるでしょうが、自制心があれば、いずれ泥も乾いてはがれます。
落ち着きましょう。と、土下座をしてでもお願いをしたい気持ちです。
好きなものを守るために。
大好きなクラブの試合を楽しむために。
これは最後には自分にも人にもいいことになると思います。
生意気なことを言っているのは百も承知ですし。自分もたいした人間ではないのですが。そう言いたくなることが続いているので、やむにやまれず書かせてもらいました。すいません。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
[2回]
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